ダンカンテイラー カロニ17年
ダンカンテイラーのカロニ17年を飲みました。
香りは開栓したての為か溶剤っぽさからの黒糖、バニラにレーズン
味はバタークリームからナッツに黒糖にカカオ濃いめのチョコレート
余韻はスパイスと渋みがギュッと締めてくれる
有名なボトラーズ、ダンカンテイラーさんのカロニ蒸留所のラムです。恥ずかしながら私自身ラムにもボトラーズが有るのを知ったのはつい最近です。またカスクストレングスのラムも初体験です。(ラム自体経験が少ないですが‥)
最近飲んだロンサカパXOと比べるとやはりシングルカスクでカスクストレングスなので豪快かつ飲みごたえがあります。
海賊の酒ってイメージも納得ですね。(単純)
カロニ蒸留所は閉鎖蒸留所ですが、今後ウイスキーの閉鎖蒸留所の様にどんどん価値が上がっていくのではと思います。というかポートエレン高すぎではないでしょうか。
ラムの動向にも目を配らせていたいですね。
デュワーラトレー ボウモア19年
デュワーラトレーのボウモア19年を飲みました。
香りはグレープフルーツに磯の香りから麦の香ばしい香り
味は塩グレープフルーツ飴と出汁、焦がした麦の旨味と甘み
余韻は焦がした麦の様な香ばしさとうっすらピートが鼻から抜ける
ウイスキーを飲み始めて間もない頃にオフィシャルの12年を買って二度とボウモアは飲まないと誓いました。
しかしなんやかんやで一年位色々飲んでると旨いと思えるんですね。
またボウモアと言えば60年代がフルーツを感じて滅茶苦茶旨いと有名ですが90年代も当たりが多いと言われています。特に93年が有名ですね。
私の懐では気軽に買えない値段ですが…
癖の強いアイラですがこのボウモアはとても綺麗でゆったり飲む事ができます。
アイラって色んな顔があって面白いですよね。私はスペイサイドかハイランドが、特に飲みやすいのが好きですが…
インチマリン13年
インチマリン13年を飲みました。
香りは金柑にオイリー、うっすらスモーク
味はフルーツシロップに柑橘っぽさ
余韻はオレンジの皮を齧った様なオイリー
フルーティーさを持ったシングルモルト、インチマリン13年です。
ボトルスペックは13年でカスクと言えど13000円と割高に感じます。そして過去にインチマリンは濡れた段ボールって評価を見て、誰か買うんだと思っていました。
しかし飲んでみるとフルーティーさがあり、麦で作った酒からこの様な味が出せるのかと感動しました。
まだ飲んでませんがOMCロングモーン15年やフープのファークラス2005など2000年からの近年モノでも良いものが出てきます。
これからより良いものがリリースされると思うと非常に楽しみです。
フランソワヴォワイエXO
フランソワヴォワイエXOを飲みました。
香りは桃に煮詰めたフルーツ、熟れた甘い香り
味はブドウを皮ごと食べた甘みと渋み、ナッツの様な香ばしさ、オーキーな渋み
余韻は微かに渋みを感じるフルーツ由来の甘さが続きます。
最近フルーティーなモルトの代替品としてコニャックが注目されてるみたいです。
フルーティーなモルトと言えばベンリアックやトマーティンの1970年代が有名ですが余りにも高すぎます。
と言うか長熟モルト全般が高くなり過ぎな気が…
私は経験した事が無いので飲みながら、このフルーティーをもう少し麦よりにするとトマーティンとかになるのかなと想像しながら飲んでます。
しかしモルトと比較しなくても美味いです。
飲みごたえのあるオーキーさがモルト好きの人でも楽しめるかと思います。
試しに飲んでみたポールジローから、ブランデーにも虜にされてしまいました。
ブラウンスピリッツは面白いですね!
まだまだ勉強せねば。