ケイデンヘッド175周年イベント
名古屋の名店「bar Barns」さんで開催されたケイデンヘッド175周年イベントに参加させて頂きました。
バーで開催されるイベントに参加するのは初めてですがバーテンダーさん方の気遣いやゼネラルマネージャー市川さんはじめウイスクイーの方々、ケイデンヘッドのキャメロンさんのこぼれ話等で非常に有意義な時間を過ごすことができました。
今回のラインナップは175周年の記念ボトルにそれと同時期に発売された金ケイデンと呼ばれるシングルカスクの金ラベルボトル、黒ケイデンと呼ばれるスモールバッチの黒ラベルボトルの計18ボトルです。最後に自分の好みを4つ選んで投票も行いました。
細かく語れるほど飲めていませんが一通りテイスティングメモから抜粋していきたいと思います。
175周年ボトル
・バンフ40年
重めなフルーツにベリーとウッディ
・コンバルモア40年
熟れたフルーツやわらかい飲み口
・キャパドニック39年
チョコ、シェリー、ベリーにウッディ、後からレーズンやプラム
・リトルミル26年
青いパパイヤ、オレンジピール、ミント
ローズバンク25年
柔らかい飲み口に後から一気にパッションフルーツ、桃、トロピカルフルーツ
ヘブンヒル20年
キャラメル、クリーム、バナナ、スパイス
(左からバンフ、コンバルモア、キャパドニック、リトルミル、ローズバンク、ヘブンヒルです)
流石175周年記念と言えるラインナップです。海外で人気はコンバルモアらしいですが会場での人気はキャパドニック、私はローズバンクの後から押し寄せるトロピカルフルーツが好みでした。長熟のバーボンという予想外なラインナップも驚きましたが。
金ラベル
・グレンキース43年
ライトなフルーツ、レモン、桃、うっすらトロピカル
・カリラ33年
スモーク、グレープフルーツ、オレンジピーる、焦げた木材
・モートラック30年
ヘビーなハチミツ、クリーム、スパイス、オーク
会場で人気があったのはカリラです。なんと175周年記念ボトルを差し置いて一番票数が集まっていました。旨い王道なタイプのカリラにフルーツ感を合わせた感じで私も非常に気に入りました。
黒ラベル他
この辺りから更に雑になっていきお書きできるような内容ではないためラインナップの紹介だけにしたいと思います。
しかし8月発売予定のプルトニー11年だけは「おもしろい!塩ハニーボム」とエキサイト翻訳でもつかったかのような言い回しが書いてありました。
・ブレアアソール28年
・フェッターケアン28年
・グレントファース26年
・ストラスミル24年
・グレングラント23年
・スペイサイド25年
・リンクウッド24年
・プルトニー11年
・WCアイラ9年(ほぼブーリンだそうです)
全体的にバランスの良いラインナップの中で塩気とハチミツ感が強く出たプルトニー11年が好みでした。またWCアイラ9年も長熟やバランスの良い中で若く力強いので良かったです。もし買うなら個性がはっきりしているプルトニーとアイラですね。
ケイデンヘッドは近年の相場を考えると非常にコスパの良いリリースをしてくれるので、ここ数年で飲み始めた私にとってはありがたいです。特に黒ラベルはバランスが良く年数に比べて値段もお手ごろなので家飲みにも適しています。
次回は25年後の200周年を期待しています。25年後となる2000年前後に蒸留したものが40年オーバーになるのも時代を感じますね。
Barnsさん、ウイスクイーさん今回は非常に貴重な体験をさせて頂きありがとうございました。
ケイデンヘッドさん175周年おめでとうございます。