よく食べてよく呑んでよく寝る

食べたり飲んだりしたものを備忘録として書いていきます。

Liquor&Food.

美味しかったものの備忘録

グレンゴイン21年

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グレンゴイン21年を飲みました。

香りはナッツ、レーズン、プルーン、黒糖、チョコレート
味はベリーと黒蜜の様な濃厚な甘さとタンニンの渋み
余韻は上品な甘さが心地よく続く

グレンゴインのミドルレンジの21年です。
キレイで嫌な要素が少ない綺麗なシェリー熟成ですが、ボディはしっかりしてて度数以上に飲みごたえがあります。

最近はシェリーの良いリリースが多く、このグレンゴインも熟成年数と値段含め非常にコスパが良いのではないかと思います。

25年が更に旨いらしいのですが、値段が約3倍跳ね上がるので気軽に飲めません。
グレンゴインは好きな銘柄なのでいつかは飲んでみたいですね。

マルキドサンルー40年

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マルキドサンルー40年を飲みました。

香りは黒蜜に煮詰めたリンゴ、穏やかなシナモン
味はプルーンからリンゴにタンニンの渋みとスパイス
余韻はリンゴと黒蜜と穏やかな渋みが長く続く

度数が37.5度とブランデーの規定に外れた為、ブランデー(カルヴァドス)と名乗れなくなってしまったシードル。
なので40年熟成でもお値段はお手頃です。

度数が低い為ボディは弱いですが、甘み、スパイス、渋みと様々な要素を感じながらも疲れる事なく飲み進めれます。

モルトや度数にこだわりが無ければ熟成年数も含めオススメです。

インチマリン13年

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インチマリン13年を飲みました。

香りは金柑にオイリー、うっすらスモーク
味はフルーツシロップに柑橘っぽさ
余韻はオレンジの皮を齧った様なオイリー

フルーティーさを持ったシングルモルト、インチマリン13年です。
ボトルスペックは13年でカスクと言えど13000円と割高に感じます。そして過去にインチマリンは濡れた段ボールって評価を見て、誰か買うんだと思っていました。
しかし飲んでみるとフルーティーさがあり、麦で作った酒からこの様な味が出せるのかと感動しました。


まだ飲んでませんがOMCロングモーン15年やフープのファークラス2005など2000年からの近年モノでも良いものが出てきます。
これからより良いものがリリースされると思うと非常に楽しみです。

フランソワヴォワイエXO

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フランソワヴォワイエXOを飲みました。

香りは桃に煮詰めたフルーツ、熟れた甘い香り
味はブドウを皮ごと食べた甘みと渋み、ナッツの様な香ばしさ、オーキーな渋み
余韻は微かに渋みを感じるフルーツ由来の甘さが続きます。

最近フルーティーなモルトの代替品としてコニャックが注目されてるみたいです。
フルーティーなモルトと言えばベンリアックやトマーティンの1970年代が有名ですが余りにも高すぎます。
と言うか長熟モルト全般が高くなり過ぎな気が…
私は経験した事が無いので飲みながら、このフルーティーをもう少し麦よりにするとトマーティンとかになるのかなと想像しながら飲んでます。

しかしモルトと比較しなくても美味いです。
飲みごたえのあるオーキーさがモルト好きの人でも楽しめるかと思います。

試しに飲んでみたポールジローから、ブランデーにも虜にされてしまいました。
ブラウンスピリッツは面白いですね!

まだまだ勉強せねば。

VAT69 特級

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VAT69の特級を飲みました。

香り 古酒特有の古びた香りに灰、黒糖、グレープフルーツ
味 黒糖にカラメル、スモーク、マーマレード
余韻はピートに甘さとほろ苦さ

灰とグレープフルーツっぽい香りが特徴のブレンデッドです。
ロッホナガーが使われてるみたいですね。
特級ロッホナガーは飲んでないですが美味いので良しとしましょう。
このボトルは漫画「バーテンダー」の最終回で、見てから飲んでみたいと思っていました。

そんな中くりりん氏のテイスティング会で飲ませて頂くだけでなく、お土産としてお持ち帰りまでさせて貰いました。
ありがとうございます。

夢が叶うのは嬉しい事ですね。

タリスカー18年

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タリスカー18年を飲みました。

香りは杏に焦げた木材に塩気
味はフルーツからスパイスとスモークに苦味
余韻は焦がした麦の芳ばしさと甘み

アイラ程の癖は無いですが度数45.8度ありしっかり飲みごたえがあります。
10年同様ハイボールも美味しいです。

オフィシャルのミドルレンジが終売や値上げしてる中、安定していると思える一本です。
私がウイスキーデビューした頃から終売や値上げラッシュしてたので安定してるラインナップはありがたいですね。

オフィシャル25年が数年前までは2万以下で買えた事には驚きましたが。

BAR ナデューラさん

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BARナデューラさんに行きました。

落ち着いた雰囲気に穏やかなマスター。
BARって良いですよね。

早速本日の一杯目(実際は10杯目)
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アラン18年プライベートカスクです。
シェリーホグスヘッドですがシェリー感は後ろに、アランらしい穏やかなタイプ。
ゆったり飲むのに最適な一杯でした。

二杯目はスリーリバースのクライヌリッシュと迷いましたがこちら
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スリーリバースのダンスシリーズ、ブナハーブン27年。
リッチで濃いシェリータイプですが濃いだけでなく綺麗に纏めてありました。
シェリー由来のレーズンやチョコにブドウの皮の様な渋み。
リッチで良いシェリー熟成の経験が少ないので良かったです。

で、〆のラーメンならぬプリン
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品名は「ゆきえのプリン」
マスターの奥様だそうです。
クリーミィで濃厚で、更にウイスキーとも合う最高の〆でした。

マスターは他のフードメニューにも自身があるそうで今度来た時はゆきえのドライカレーも食べてみてくださいと。
これはまた行くしか無いですね。

落ち着いた時間をありがとうございました!