よく食べてよく呑んでよく寝る

食べたり飲んだりしたものを備忘録として書いていきます。

Liquor&Food.

美味しかったものの備忘録

山崎蒸留所試飲祭り

少し前に山崎蒸留所に行き、ハイエンドクラスを試飲してきましたので簡単な感想を
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山崎25年
香りシェリー チョコレート レーズン 香木 ラズベリー 
あじビターチョコレート レーズン 酸味が効いたベリー タンニン ぎゅと締めるウッデイ
余韻ぎゅと締めてきたウッデイが柔らかくうっすらベリーの甘さと続く

白州25年
香り強い花の香りミルクチョコレート バニラ ライトピート 甘い麦 南国フルーツ
味厚みある麦の甘さ 桃 酸味 干柿 
余韻柔らかいピートがほんのり

響30年
香りバナナミルク クリーム レーズン他ベリー お香 剥きたての桃や枇杷 オレンジ
味ねっとりとした甘い熟した果物 ウッデイな渋み 麦の甘さ 
余韻 レモンピールの渋みと酸味やトロピカルフルーツ

どれも素晴らしく美味しいのですが特に響30年は凄いですね。
ありきたりな言葉で申し訳ないのですが非常に複雑です。

山崎蒸留所と白州蒸留所ではサントリーのラインナップが非常に安く試飲ができます。

また、蒸留所限定の試飲もあり、サントリー保有する原種量の凄さを改めて感じます。

限定では個人的に白州のピーテッドが美味しかったです。

またミズナラも普段は飲めないのでお勧めします。

工場見学も良いですが京都旅行ついでに試飲しに立ち寄るのも良いのではないでしょうか。
(要予約ですが・・・)
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白州にも行きたいのですが交通手段が・・・

エイコーン グレンギリー24年

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エイコーンのグレンギリーを飲みました。

 

香りはツンとしたアルコールからベリーに熟れたリンゴ、少しウッディ

味はハチミツの様な甘さから渋めに入れた紅茶からスパイシーさが出てきます

余韻はウッディとスパイシー、最後の方に若いクランベリーを齧ったような渋み

 

日本で数少ない、オリジナルボトルを販売されているエイコーンのグレンギリー24年です。

グレンギリーは自分の中でウイスキーらしいウイスキーなイメージを持っています。

特に理由は無いのですがグレンギリーを飲むとウイスキーを飲んでるとしみじみと思うのです。

エイコーンさんのオリジナルボトルは個性的なラベルが特徴です。

例えば甲冑に蜂蜜とミツバチが描いてあるものだったり、てんとう虫や花など目を引くものがあります。

甲冑と蜂蜜のミルトンダフを飲みましたがまさに蜂蜜の様な甘さが癖になります。

甲冑は何なんだ・・・ 

また池袋に実店舗があり試飲しながら購入する事もできます。

このギリーの様にミニボトルも販売しているのでお土産にもオススメです!

 

気軽にお土産にできるほど安くは無いですが(^_^;)

 

 

 

ギイ・ピナール 1988 XO for BAR DORAS & SHINANOYA

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信濃屋さんのプライベートボトル、ギィ・ピナール1988XOを飲みました。

 

香りは甘いブドウやマスカットに桃、黒蜜、煮詰めた紅茶

味は穏やかな甘く煮詰めたブドウやラムレーズン、渋めに入れた紅茶

余韻は紅茶の渋みからパッションフルーツ

 

コニャックにはブドウの生産地区によって6つのランクがあり、ギィ・ピナールは上から4番目のファンボア地区になります。

ではコレがポールジローやフランソワヴォワイエに劣るのかと言われるとそうでは無く、黒蜜の様なまったりした甘さやフルーツ感、渋み等とてもバランスの良い一本だと思います。

 

特に中間に出てくるしっかりした甘さが非常に心地良いのです。

非常に褒めちぎって書きましたが信濃屋さんの回し者ではないです。

むしろプライベートボトルを毎回試飲させてもらえるなら回し者になりたいくらいです。

 

信濃屋さんのプライベートボトルにはこれからも期待させていただきます。

そして願わくば関東だけでなく中部地方にも進出をお願いいたします。

Bar show 2017に参加しました。

5月13日、14日東京で開催されたBar showに参加しました。

電車に乗り込みいざ出発と思いきやいきなり遅延。

新幹線も予定の時刻の便に乗れず1時間駅で待ちぼうけ。

こんな幸先不安な出だしですが無事会場に到着。

会場20分前ですがイチローモルトの限定ボトルは整理券終了と言う悲しい結果に。

開始したらまずは信濃屋さんのブースへ。

 

信濃屋さんは名古屋のウイスキーラバーズでもそうでしたがPBボトル(一部除く)は無料で試飲できます。

今回も色々飲ませていただきました。

(今回も写真がほぼ無い意識の低さで申し訳ありません)

・和ーNAGOMIー

41年ですが度数が59.5%と非常に高く、開けたての為か硬い印象でした。開くと凄いと信じています!

フルーティよりもスパイス感が強いですが、いやな感じではないのが長熟の凄いところですね。

モルトマン ベンネウィズ19年

値段も考えてまだ売れ残っていたのが驚きの一本でした。

程よいシェリーにオレンジっぽい柑橘感や桃の様なフルール感があり美味しかったです。

・セレブレーションカスク ブナハーブン25年

薄めた蜂蜜の様な優しい甘さが印象的でした。

・セレブレーションカスク カリラ8年

安定した若いカリラです。

 

スコッチ文化研究所さんもプライベートボトルと記念ボトルを販売してました。

記念ボトルはお土産として一通り買わして頂きました。ボトルに土屋守先生のサインを頂ける非常にありがたい経験もできました。

プライベートボトルでは1997年のバーギーを飲みました。心配になるほど真っ黒でカラー通りの濃厚シェリーで非常に呑み応え抜群です。

 

リカーズハセガワさんのインペリアルトリビュートは濃厚ですがバランスよく美味しかったです。

 

フードライナーさんは様々なレンジのベルタのグラッパグラッパを使ったカクテルを頂きました。

グラッパの経験は少ないですがどれも食後にまったり飲みたい美味しさでした。

またオリジナルカクテルも美味しかったです。

呑みながらバーテンダーの方とフランクに話していましたが、その方が西田氏と後で知り、非常に恐れ多い事をしたと思います。

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グラッパを全部無料試飲は気合を感じます。

 

アクサスさんではウェールズウイスキー「ペンダーリン」を一通り試飲。

ピートタイプ以外はライトかつフルーティーで中々良かった印象です。

個人的にクリームリキュールが好きですが。

 

エマナックさんではカバランがずらり。

ソリストのフィノを試飲しました。

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濃厚タイプでとても好みでした。

同じフィノでも和−NAGOMI−より熟成年数が短いけど色が濃く濃厚なのは気候のお陰なのでしょうか。

 

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ロマンスグレーでカッコよかったです。

もっとお酒の写真撮れよなホント。

 

次のウイスキーイベントは大阪なので参加せねばですね!

 

またこのイベントを通じて知り合えた方やお世話になった方にこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。

シグナトリー インペリアル20年

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シグナトリーのインペリアル20年を飲みました。

香りは華やかなオレンジに蜂蜜、バナナクリームに樽の香り
味はオレンジピールにビターキャラメルに麦とオーク
余韻は穏やかなオークが続く

コスパの良いリリースのシグナトリーから閉鎖蒸留所のインペリアルです。
閉鎖蒸留所のリリースは基本高いのですが流石のシグナトリーで7,000円位で購入できます。
閉鎖蒸留所を気軽に楽しめるのは非常にありがたいですね。

シグナトリーのアンチルシリーズは味の振れ幅が少ないクライヌリッシュもオススメです。

しかしラベルがいまいち安っぽいのが玉に瑕ですね。

コンパスボックス スパイスツリーエクストラバガンザ

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コンパスボックスのスパイスツリーエクストラバガンザを飲みました。

香りは甘いシェリー、イチゴ、クッキー
味は黒糖の様な甘さから胡椒、ぶどうの皮の渋み
余韻は渋みから穏やかな甘さ

スパイスツリーの経緯については検索すれば直ぐに出てくると思いますが簡単に解説させて頂きます。
初期のスパイスツリーは樽の中にウッドチップを入れて年数以上に熟成感を出す手法を取っていました。しかしスコッチ協会に目をつけられ販売中止になりました。その後その手法を止めたスパイスツリーをリリース。そしてその事件から10年記念という事でこのエクストラバガンザを販売しました。

ロックなのか捻くれかは置いておいて肝心の味は甘口ですが名前通りスパイス感もあり美味しいです。やや高いですが・・・

コンパスボックスはその一件からちょいちょいスコッチ協会に喧嘩を売る様なリリースをしていて次はどんな新商品をリリースしてくれるか楽しみにしています。

G&M グレンバーギー19年

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G&Mのグレンバーギー19年を飲みました。

香りは青いバナナに桃、クリーム
味はスパイシーだけど段々パイナップルの様なフルーティーからウッディでドライな締め
余韻はウッディでビター

バランタインのキーモルトで有名なグレンバーギーです。近年のバーギーは良いボトルが多いはイメージがあります。
シグナトリーの加水もボディは弱いですがフルーティーで飲み疲れずに楽しめます。

今回のもドライではありますがフルーティーもありアルコールのキレも良くバランスの良い1本だと思います。